こんにちは〜ひょっとこです。
カメラのレンズの表記意味わからなくないですか?
カメラを買ったはいいものの、どのレンズが使えるのかわからないと思っている方はいると思います。
数字と英語が合わさってなんか難しそうですよね。。。
どのメーカーでも表記の仕方は基本同じです。
では説明していきます。
英語と数字、、何あれ?
基本的な表記の解説をすると
このようになります。
出ました専門用語。
一つ一つ潰しましょう。
ブランドは大丈夫でしょう。ニコンのレンズはニッコールと呼んでいるだけです。
最後についている英語は性能です。あまり気にしなくていいです。いい性能がついてるんだぐらいで考えてください。
ここからが必要な知識になってきます。
マウント、焦点距離、F値について解説します。
マウント
マウントとは、カメラとレンズの接合部のことです。
このサイズが合わないとレンズがつきません。ニコンですとFマウント、Zマウントの二種類があります。
「カメラ本体名 マウント」と調べると出てくるので、そのマウントにあったレンズを購入しましょう。
焦点距離
焦点距離が結構難しいです。
図で説明します。
カメラからレンズの焦点が合う部分までの距離です。
この距離が変わるとどうなるか。
焦点距離を短くしたら木が全部映りました。
つまり例を挙げると、50mmの焦点距離では木の中腹あたりまでしか撮れなかったのが、24mmの焦点距離に変えたら木が全部映ったということです。
焦点距離がだいたい理解できましたら最後にF値です。
F値
これで最後です。頑張りましょう!
F値を細かくいうと複雑で覚えにくいので、ふんわりとした表現をします。
F値とはどのくらいボケるかです。
F値が低ければ低いほど背景がボケます。
レンズの表記にはそのレンズの最低のF値を表記しています。
・NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
・NIKKOR Z 40mm f/2
例えばこの二つのレンズ、上のは最低F値は1.2、下のは2ですね。
つまり上のレンズの方がボケるということです。
最高は?と思うかもしれませんが、F値を高くすることは撮る時の設定でできますので、考えなくて良いです。
F値が低いとボケるので、人を撮る時や被写体を注目させる時に使えます。
F値が高いとボケず、全体にピントがいった写真になるので、風景を撮る時、全部をしっかり映したい時に使います。
F1.8で撮影
F13で撮影
焦点距離とF値のところに『ー』がついてる
ここさえ抑えれば、もうレンズは選べます。いきましょう!
・NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3
復習です。これを読み解いていきましょう。
ニコンのメーカーで、Zマウントのレンズ。24-50mmの焦点距離で、F値が4-6.3。
理解できたでしょうか?
24-50mmの焦点距離はズームができますということです。
24mmの写真から50mmの写真までズームができます。
では、F値が4-6.3というのは、
24mmの焦点距離の時はF値は4です。でもズームをするとF値は4にはできず高くなり、50mmにズームした時の最低のF値は6.3になります。
ということです。
ズームするレンズでF値を保つのは設計上簡単ではなく、その分値段が高くなります。
では、最後に復習です!
NIKKOR Z 40mm f/2
このレンズはニコンのメーカーでZというマウント。焦点距離は40mmでズームはできません。F値は2で低いので背景を綺麗にぼかせます。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
このレンズはニコンのメーカーでZというマウント。焦点距離は14-30mmでズームができます。F値は4でズームをしてもずっと4で保てます。さらにSがついており、良い性能がついてます。
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3
このレンズはニコンのメーカーでZというマウント。焦点距離は24-50mmでズームができます。F値は4-6.3でズームするにつれて最低のF値は変わります。
このくらいの解釈ができるようになれば十分だと思います。
まとめ
レンズについて理解できたでしょうか。
レンズの標記は、
メーカーとマウントが書いてある、
次に焦点距離が書いてあり、F値の最低値が書いてある。
そして性能が英語で書いてある。
これがレンズの読み方です。
焦点距離とは、カメラからレンズの焦点が合うところまでの距離で、焦点距離が近ければ(短ければ)広く写真が撮れる、焦点距離が遠ければ(長ければ)局所的に撮れるということ。
F値は簡単にいうとボケ感。
低ければボケる。高ければ全体にピントがいく。
このくらいの知識があれば、レンズの特徴はわかると思います。
レンズで撮れる写真は大きく変わるので、ぜひ覚えておいてください!
では、また!!
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